DOWAグループは、持続的な成長と企業価値の向上を目的にサステナビリティ基本方針を制定しています。当社のサステナビリティ基本方針は、国連グローバル・コンパクトの10原則を鑑み、DOWAグループの企業理念、ビジョン、価値観、行動規範に準拠し策定しました。
また、サステナビリティ基本方針を頂点とするサステナビリティ方針体系を整備し、企業理念やビジョンの実現へとつながる、各サステナビリティ分野における方向性を明確にしています。
DOWAグループでは、企業理念およびサステナビリティ基本方針に基づき、サステナビリティの取り組みをグループ一体で推進していくため、「サステナビリティ推進会議」と、その傘下に「サステナビリティ委員会」を設置しています。テーマ内容は、当社が掲げる9つのDOWAグループが解決に貢献すべき社会課題(DOWAグループのマテリアリティ)含むサステナビリティに関する重要課題について議論をしています。
サステナビリティ推進会議は、代表取締役社長を議長とし、常勤取締役、執行役員および各テーマ主管部の責任者等で構成されています。本会議は、原則年2回開催し、DOWAグループの事業戦略に大きな影響を与えるリスク・機会の評価およびサステナビリティに関する重要な方針や施策およびその進捗などについて審議・決定を行います。特に重要なリスク・機会等については、取締役会へ報告し、定期的に監督を受けています。
サステナビリティ委員会は、経営企画担当役員を委員長とし、HD各部長、事業会社企画室長等で構成され、関連部署が連携しながら組織横断的な取り組みを推進する体制を構築しています。本委員会は、毎月開催し、DOWAグループのマテリアリティである9つのテーマに関して、方針や対応策の検討、取り組みの進捗確認等を行っています。特に重要なリスク・機会等については、サステナビリティ推進会議に報告し、審議する仕組みとしています。