私たちDOWAグループは、自らの事業活動が生物多様性が生み出す自然の恩恵を受けており、その恵みを持続的に享受するには生物多様性の保全が重要であることを認識し、社会の一員として生物多様性の保全と持続可能な利用に自発的かつ継続的に取り組みます。
行動指針
1.事業による影響の把握と取組の実施
私たちは、事業活動がどのような生態系サービス*に依存し、どのような影響を与えるかを把握・分析し、影響の回避ならびに低減に努めます。
2.従業員の認識
私たちは、生物多様性に関する従業員の教育および意識向上に努めます。
3.資源循環型の経営
私たちは、省資源、省エネルギー、3R等の活動を通じて、資源循環型の社会風土の形成に努め、総合的な取り組みを通じて生物多様性の保全を目指します。
4.多様なステークホルダーとの連携
私たちは、事業に関係する多様なステークホルダーとのコミュニケーションを通じて情報の共有に努め、生物多様性の持続可能な利用を図ります。
*:生態系サービス
私たち人間が生態系から得る便益 (国連ミレニアム生態系評価における定義)
例:淡水や木材の供給、気候の調節、自然災害からの防護、土壌浸食の抑制、レクリエーションの場の提供など
生態系サービスが供給源として機能している場合(例:事業活動に淡水を利用)、または企業の良好な業績に必要な環境条件を与えている場合(例:森林由来の地下浸透水の受給)、企業はその生態系サービスに依存しているといえます。