環境データの報告対象範囲

環境データの報告対象範囲は、当社および連結子会社の計61社です。詳細は以下のリンクをご確認ください。

環境マネジメント

環境マネジメントシステム(EMS)体制

環境マネジメントシステム認証の取得状況(2023年度)

当社グループの主要生産拠点の約80%が環境マネジメントシステム(EMS)体制を構築して管理を行っています。

(単位:事業所)

認証名

国内

海外

ISO14001

30

15

エコアクション21

9

0

グリーン経営認証

2

0

合計

56

マテリアルバランス

INPUT

単位

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

INPUT

総エネルギー投入量

PJ

18

17

18

17.5

17.4

化石燃料消費量

千kL

121

113

115

108

115

バイオマス燃料消費量

MJ

-

-

-

-

1

購入電力量

GWh

1,352

1,305

1,358

1,333

1,270

火力発電量

GWh

5

1

1.4

1.0

1.1

バイオマス発電量

MWh

902

181

241

水力発電量

GWh

39

48

73

69

62

太陽光発電量

MWh

335

388

1,564

1,881

2,675

購入蒸気量

GJ

388

300

98

0

0

水資源使用量

百万m3

106

100

103

101

101

海水

百万m3

93

88

90

89

87

海水以外

百万m3

13

13

13

12

13

原材料使用量

千t

1,058

972

1,089

1,041

936

原料

千t

806

715

807

783

698

副資材

千t

162

179

192

173

146

熱処理受託品

千t

89

77

89

83

90

包装材

千t

2

1

1.5

1.2

1.2

受入廃棄物量

千t

1,556

1,440

1,590

1,680

1,675

廃棄物

千t

1,420

1,304

1,476

1,557

1,575

受入法定リサイクル品

千t

96

98

74

93

92

汚染土壌

千t

40

38

40

29

7

フロン類処理量

t

552

604

779

917

954

DOWAグループの事業活動

単位

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

事業

エリア内

廃熱発電量

GWh

83

80

98

87

71

廃熱利用量

TJ

427

443

1,007

934

1,121

OUTPUT

単位

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

OUTPUT

温室効果ガス総排出量

千t-CO2

1,903

1,815

1,724

1,713

1,649

電力起源

千t-CO2

714

678

659

674

626

化石燃料起源

千t-CO2

330

314

326

313

323

廃棄物起源

千t-CO2

860

823

738

726

701

売電電力量

GWh

0.8

1.2

1.8

3.0

8.3

製品量

千t

945

886

965

928

880

化学物質排出量

t

1,773

1,542

1,489

1,526

2,160

排水量

百万m3

117

114

100

99

98

海水排水量

百万m3

93

87

89

88

87

海水を除く排水量

百万m3

24

27

11

11

11

リサイクル・廃棄物量

千t

1,001

1,086

1,040

1,029

1,124

リサイクル量

千t

634

612

645

638

733

サーマルリサイクル

千t

352

344

353

352

471

グループ内処理

千t

45

45

41

421

外部処理

千t

299

309

311

50

マテリアルリサイクル

千t

282

269

291

286

261

グループ内処理

千t

180

200

192

159

外部処理

千t

89

91

93

102

排出廃棄物量

千t

367

473

396

391

392

  • CO2排出量については、原則として、購入電力量、化石燃料消費量、および受入廃棄物量に対して地球温暖化対策の推進に関する法律 (温対法) における排出係数を乗じて求めています。
  • 受入廃棄物起源のCO2排出量に関しては、本報告書の作成にあたり算定条件を設定しているため、行政への報告値と必ずしも一致しない場合があります。
  • 日本と海外の廃棄物の分類が異なることと、海外事業所の受入廃棄物に対し適切な排出係数を設定するのが困難であることにより、廃棄物由来のCO2排出量については国内事業所分のみ表示しています。

大気・水の管理

環境負荷低減に関する管理目標の設定状況(2023年度)

(単位:事業所)

地方公共団体との協定に基づく管理目標

自主的に定めたより厳格な管理目標

大気

6

14

水質

6

19

物質別大気排出量の推移

(単位:t)

項目

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

HCI

25

25

39

36

35

NOx

449

439

480

530

595

SOx

153

163

124

150

177

ばいじん

37

39

33

25

24

物質別水域排出量の推移

(単位:t)

項目

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

COD

427

360

423

222

178

BOD

70

66

50

52

69

環境保全

水資源の利用

水資源使用量

2023年度の水資源投入量は101百万m3で、前年度比ではほぼ同量でした。淡水の使用量は水使用量全体の1割強の13百万m3であり、前年度比6%増加となりました。

水資源使用量
拡大
水資源使用量

淡水使用量(取水量)の推移

(単位:百万m3

項目

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

河川水

4.8

4.8

4.9

4.4

4.8

工業用水

4.5

4.6

4.7

4.7

4.6

地下水

3.0

2.8

2.8

2.5

2.8

上水(水道水)

0.5

0.4

0.5

0.5

0.5

合計

12.9

12.7

12.9

12.1

12.7

総排水量

2023年度の総排水量は98百万m3で、2022年度と比較し、ほぼ同量でした。

気候変動

GHG排出量

CO2の排出推移

2023年度のグループ全体での温室効果ガスの排出量は、約1,649千t-CO2で、2022年度に比較して約3.7%の減少となりました。発生源別に見ると、電力起源が約38%、廃棄物起源が約43%、非化石燃料起源が約20%でした。

(単位:千t-CO2

項目

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

スコープ1

化石燃料起源

329.6

313.9

326.1

313.1

322.7

廃棄物起源

859.7

822.9

738.2

725.9

701.1

スコープ2

電力起源

714.1

678.1

659.5

674.4

625.5

CO2総排出量

1,903.4

1,814.9

1,723.8

1,713.4

1,649.3

※カバレッジは90%以上の事業所    

電力起源CO2排出の事業別推移

化石燃料起源CO2排出の事業別推移

(注)上記の図は以下の略称を使用しています。
全社共通・本社等:HD、環境・リサイクル部門:ES、製錬部門:MM、電子材料部門:EL、金属加工部門:MT、熱処理部門:TH、海外:GL

自然エネルギー等の活用

再生可能エネルギー発電量の推移

単位

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

水力発電量

GWh

38.7

47.9

45.4

68.8

61.9

太陽光発電量

MWh

335

388

1,564

1,881

2,712

バイオガス発電量

MWh

-

-

902

2,267

3,376

廃熱発電量

GWh

79

80

87

87

71

資源循環

INPUT

原材料

2023年度の原材料使用量は936千tであり、前年度比約10%減少しました。このうち、約27%がリサイクルされた原材料を使用しています。

受入廃棄物

2023年度の受入廃棄物量は1,675千tで、前年度比ではほぼ同量でした。このうち、約89%が社外から受け入れた廃棄物です。

OUTPUT

リサイクル

2023年度のサーマルリサイクル量は471千tで、前年度比約33%増加しました。マテリアルリサイクル量は261千tで、前年度比約9%減少しました。

排出廃棄物

2023年度の廃棄物処理量は392千tで、前年度比ではほぼ同量でした。

排出廃棄物量については、当社の主要事業である廃棄物処理事業における受託処理後に発生する焼却残渣等を含んでいます。

(単位:千t)

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

国内

427.3

378.2

378.0

373.4

海外

46.0

17.6

12.7

18.2

合計

473.3

395.9

390.7

391.6

うち、鉱さい

85.6

88.5

90.4

78.9

うち、有害廃棄物※

9.1

10.1

11.6

17.6

※有害廃棄物…各国の法律で定義された廃棄物のこと。日本では特別管理産業廃棄物を指しています。