循環のクオリティを追求する。
リサイクルという言葉が使われるようになって数十年、部分的な循環だけを追求する時代は終わりました。
これからは、環境を守り、限りある資源を有効に活用しながら、経済を発展させることが求められます。
だからこそDOWAは、本質的な循環を目指します。
世界中で発生する廃棄物やリサイクル資源から、可能な限り多くの素材を循環の中に戻すこと。
循環に戻せないものも正しく扱うこと。
製品の機能を多様化したり、耐久性を上げたりすることで、限りある資源を永く使うこと。
世界が、日本が、循環経済への転換を目指す今だからこそ、
140年にわたり、積み上げてきた技術を結集し、循環のクオリティ向上を追求しつづけます。
2025年5月に、2025年度から3年間の経営計画である「中期計画2027」を策定・公表しました。
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中期計画2027(2025年度~2027年度) (4,015KB)
循環は、クオリティが問われる時代に。
“リサイクル”があふれるいまだからこそ、私たちは複合的かつ長期的である本質的な循環を目指し、 新たな発想と培った技術を用いて、産業・社会全体と連携することで、循環のクオリティを追求していきます。

中期計画2027は、「価値の創出」「変動の抑制・期待の醸成」を基本戦略とし、企業価値の向上を目指します。

営業利益(2027年度) |
470億円 |
経常利益(2027年度) |
600億円 |
ROA(2027年度末) |
9%以上 |
ROE(2027年度末) |
10%以上 |
前提条件 |
変動幅 |
感応度(2025年度) |
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為替(円/米ドル) |
142.0 |
±1円 |
4.9億円 |
銅(米ドル/トン) |
9,000 |
±100米ドル |
0.3億円 |
亜鉛(米ドル/トン) |
2,600 |
±100米ドル |
5.3億円 |
中期計画2027の期間においては、事業から生み出す資金で資金需要を賄うことを基本とし、健全な財務基盤を前提に、事業投資による利益向上や段階的な株主還元の拡充を行います。

当社は、株主の皆様への利益還元を経営における最重要課題の一つと位置づけています。
「中期計画2027」の期間(2026年3月期~2028年3月期)の株主還元方針は、次のとおりとします。
