2023年5月25日

                                                                            DOWAホールディングス株式会社

(コード番号:5714 東証プライム市場)

 

当社(東京都千代田区外神田四丁目14番1号 資本金︓364億円 社長︓関口 明)は、このたび、製品・サービスを通じた顧客・社会の温室効果ガス(以下、GHG)削減を拡大するための新たな2030年度貢献目標と、2050年までのカーボンニュートラル達成に向けたロードマップを策定しました。

 

当社は、2021年に気候変動対応方針を定め、長期目標として2050年までのカーボンニュートラルの実現を、中間目標として2030年度のGHG排出削減目標を設定しています。また、2022年度からスタートした「中期計画2024」においては、あらためて気候変動対応を重要課題(マテリアリティ)の一つとし、全社の推進体制を整え、TCFDレポートを公表するなど、2050年までのカーボンニュートラル実現を目指した活動を推進しています。

 

今回、これらの取り組みを当社の持続的な成長に結びつけるため、EVや燃料電池、太陽光パネル向けの金属材料、リチウムイオンバッテリーのリサイクル、さらにリサイクルによって提供する多種類の非鉄金属など、幅広い分野に亘って社会のGHG削減に貢献する当社製品・サービスを「DOWAグリーンアクション(以下、DGA)」と名付けるとともに、2030年度の売上目標を設定しました。
当社は2030年度目標の達成を目指し、「DGAによる社会のGHG削減」および「当社グループのGHG排出削減」を両輪とした事業活動を通じて気候変動対応に貢献するとともに、DOWAグループの成長機会として取り組みます。

 

さらに、2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けて、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入、バイオマス燃料の自社開発などを進め、将来的にはCO2を回収・貯留するネガティブエミッション技術の活用など、新たな技術の導入も検討することとし、それらを取りまとめた「2050年のカーボンニュートラル実現に向けたロードマップ」を策定しました。
DOWAグループは、社会のGHG排出削減を推進するDGAの創出・拡大と、ロードマップの取り組みの遂行により、気候変動によるリスクの低減と成長機会の拡大に努め、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。

本件に関するお問い合わせ先

DOWAホールディングス株式会社 経営企画部
TEL: 03-6847-1106
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