2022年2月14日
DOWAホールディングス株式会社
(コード番号:5714 東証1部)

当社(東京都千代田区外神田四丁目14番1号 資本金:364億円 社長:関口 明)は、このたび、2050年度までのカーボンニュートラル達成(*1)に向け、本日開催の取締役会における決議を経て、2030年度時点での温室効果ガス(以下、GHG)排出にかかる削減目標を設定しましたので、お知らせいたします。

 

《2030年度のGHG削減目標》

当社グループは、日本国内で排出するスコープ1および2(*2)のGHG排出量を、2030年度に2013年度比で以下の通り、削減することを目指します。

なお、本目標は、日本政府が掲げる「2030年度において温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指す」ために策定された『地球温暖化対策計画』(*3)の区分ごとの目標に準じています。

エネルギー起源

製造事業所で使用する

電力・化石燃料由来のCO2

38%以上削減(2013年度比)

オフィス等で使用する

電力・化石燃料由来のCO2

51%以上削減(2013年度比)
非エネルギー起源 廃棄物由来のCO2 15%以上削減(2013年度比)

本目標には、クレジット等の活用によるオフセットを含みます

●海外事業所のGHG排出量については本目標の対象としていませんが、今後、モニタリングを進めながら目標の検討を進めて行きます。

●スコープ3(*2)のGHG排出量は、実態把握の上で、今後目標への取り入れについて検討を進めて行きます。

●GHGの排出・削減状況については引き続きモニタリングを実施し、脱炭素に向けた国内外の政策動向や社会経済情勢等を考慮の上、必要と判断した場合には目標の見直しを行うことがあります。

 

(*1):2021年8月6日付当社リリース「DOWAグループの気候変動対応方針および長期目標の制定について」

(*2):スコープ1、2、3とは、GHGプロトコルが定める、事業者のGHG排出量算定報告基準における概念であり、以下を指す。

・スコープ1:当社自らの直接排出

・スコープ2:他社から供給された電気・熱などの使用に伴う間接排出

・スコープ3:スコープ1・2以外の間接排出(=当社の活動に関連する他社の排出)

(*3):地球温暖化対策推進法に基づく政府の総合計画(令和3年10月22日閣議決定)

本件に関するお問い合わせ先

DOWAホールディングス株式会社 経営企画部
TEL: 03-6847-1106
お問い合わせフォーム:https://hd.dowa.co.jp/ja/contact/contact1.html